オンプレミス vs. クラウド（SaaS）論争、ネクスウェイの見解。システムリプレイスの時に考えるべきポイント

こんにちは、販売支援事業部のマネージャーの覚前です。

すでに議論しつくされている感もあるオンプレミスvsクラウド（SaaS）ですが、営業シーンではどちらを選択すべきか迷われるケースにいまだ遭遇することから、それぞれのメリットデメリットを考慮に入れながら、私なりの見解をお伝えいたします。
参考になりましたら幸いです。

クラウド一択！？

​​​​​​​いざ、システムをリプレイスしよう、となったときに、今使っているシステムがオンプレミスであった場合、「これまでずっとオンプレミスを使ってきたけど、そろそろクラウド化すべき？」と誰もが一度は考えるのではないでしょうか。それぞれにメリットデメリットがあり、決めかねてしまいますよね。

結論から申し上げますと、クラウド（特にSaaS）一択、だと私は考えます。その理由をこれから書いていきます。

もちろん、オンプレミスにもメリットはあります。複数あるメリットのうち、皆さんが一番メリットだと感じていらっしゃるのは、カスタマイズの自由度、ではないでしょうか。カスタマイズ性が高く、自社に合わせてシステム構築できることは一見大きなメリットに思えます。でも待ってください、本当にそうでしょうか？

自社に合わせてシステム構築をする場合、
「これまでのシステムでできたことができること」
「これまでのシステムでできず課題だったこと」
をRFPに落とし込み、新しくシステムを構築する流れになるかと思います。これまでのシステムに大きな課題が無く、多少改善できればよい、ということであれば、とても良い方法だと思います。しかし、せっかくお金と時間をかけて新しくシステムを構築するのであれば、多少の”改善”より、抜本的な”改革”を行い、これまで以上に価値のあるシステムにしたいと思いませんか？

（普段、情報システム部のご担当者様とお話しする機会が多いのですが、皆さん「基幹システムのリプレイスでパツパツで・・・」と数か月間ずっと仰っている印象です・・・それほど大変な思いをするのであれば、この大変さの数百倍の効果を出したい！！！と私は強く思います！！（笑））

そのためには、“自社”で考え得る範囲を超え、好調な“他社”がどのようなシステムをどのように使っているのか、を取り入れて考えることが必要だと私は考えます。それを簡単に叶えてくれるのが、クラウド（特にSaaS）です。

クラウドサービス、特にSaaSは、サービスベンダーが提供するソフトウェアを、インターネットを介してユーザーが利用する形態であり、その多くはパッケージ化し提供されています。言い換えると、色々な企業が同じモノを使っているということです。ということは、そこには数えきれないほどの"他社"のノウハウが詰まっているということです！自社だけでは考えられないような発想、運用などいわゆる集合知がそこにはあります。まずはそれを知ることが、”改善”から”改革”に変わる大きな一歩です。

なかには、自社には合わないな、というSaaSもたくさんあると思います。機能を調べ、自社に合うものを探す必要があります。しかしその時に、「これまでの自社の運用に合うかどうか」を決して判断軸にしないでください。「システムを導入することで、実現したいことを実現できるかどうか」で判断してください。

▼システム導入のポイントについてはこちらで詳しく書いているので、ぜひご参照ください。

”改善”ではなく”改革”です。今の運用を否定し、より良い運用があること・変えることを前提に、考えてください。きっと、投資するお金と時間以上の価値を享受できるはずです。

少し話はそれますが、イチからシステムを構築する必要もなく、すぐに使えることもSaaSのメリットのひとつですね。(情報システム部の負担軽減にもつながります！一石二鳥！)
変化の激しいこの時代に、構想と構築に1年をかけている間に、多分世の中の情勢は変わってしまっています。​​​​​​

以上が、オンプレミスではなくクラウド、特にSaaSが良いと考える私の見解です。(皆さまの背中を押したい気持ちが前面に出てしまい、極端な書き方になってしまっていること、ご容赦いただけますと嬉しいです…)

まとめ

・オンプレミスの良いところはカスタマイズ性。一方で、サーバーを用意したり、それを管理する人が必要。システム要件を満たす開発をするため、導入までに時間がかかる。

・クラウド（SaaS）は、自社用のカスタマイズは難しいが、幾多の企業の知恵やノウハウが詰め込まれている。サービス契約をすればすぐ使えるため、導入までの期間も短い。

・ネクスウェイの結論として、クラウド（SaaS）の方が様々な面から利点が多くおすすめ！

弊社でも、チェーンストア様向けのSaasを提供しています。他社のノウハウを知りたい方は、お気軽にご連絡ください。(ぜひ、まずは知ることから改革をはじめましょう！)