【開催レポート】Retail Roundtable#3 知らない間に陥っている?小売業のデータ・AI活用の落とし穴
ネクスウェイは、チェーン展開されている企業様のコミュニケーション改善のご支援をしております。Retail Roundtableと題した一連のセミナーは、小売業界を取り巻く変化の波に取り残されず、今後も顧客に選ばれる企業であるために必要なことを考えるきっかけづくりを意図して開催しています。
各回さまざまなテーマを取り上げますので、視野の拡大やビジネスのアイディアのヒントになるかと存じます。ぜひ続けてご参加ください。
Retail Roundtable第3回は2024年8月23日に開催されました。テーマは「知らない間に陥っている?小売業のデータ・AI活用の落とし穴 」です。株式会社Goldratt Japan 飛田様と株式会社 Flow Solutionsの竹口様にご登壇いただきました。
【イベントの概要】
開催日: 2024年8月23日
主催: 株式会社ネクスウェイ
講演者:
飛田 基 氏(株式会社Goldratt Japan ゴールドラットジャパン パートナー)
竹口 忍氏 (株式会社Flow Solutions マーケティング )
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目次[非表示]
パネルディスカッション「知らない間に陥っている?小売業のデータ・AI活用の落とし穴 」
株式会社Goldratt Japan 様ご紹介
ゴールドラットジャパンの飛田氏は、ロジックと科学的思考法を武器に、社会の課題解決に取り組まれています。AIや機械学習、シミュレーション技術の分野で豊富な経験を持ち、ゴールドラットジャパンでは在庫マネジメントの最適化に注力されています。効率的な生産や物流コストの削減だけでなく、売れ残りの防止や環境への配慮も重要視しています。
また、考える力を育てる教育や、研究開発の効率化や科学的アプローチを用いたスポーツ指導など、幅広い分野での活動を行っています。
ゴールドラットジャパンが提供するサービスは、全体最適を目指しています。製造、調達、サプライチェーン、小売り、物流などの業務をAIやDXをどのシーンで活用するのが効果的かという思考プロセスで、一貫して改善しています。特に、Onebeatという製品を通じて、製造や流通のオペレーション改善や、小売りの在庫配分の最適化を支援しています。
株式会社Flow Solutions 様ご紹介
竹口氏は、出版社でのデザイナー、広告代理店、デジタルコンテンツ事業のディレクションを経て、現在はマーケティング分野で活躍されています。
Flow Solutionsは、店舗DXやリテールテックとカテゴライズされるサービス「Flow」を提供しています。9年間にわたり店舗分析サービスを展開しています。サービスの特徴は、店舗や人の集まる空間にセンサーやAIカメラを設置し、人流分析を行う点です。特に新型コロナのパンデミック以降、AIカメラの精度が向上し、マスクや帽子を着用した状態でも年齢や性別を正確に取得できるようになりました。
この技術により、来店者の詳細な分析が可能となり、店舗運営の改善に寄与しています。また、お客様と店員の動きを個別に分析する機能も提供しており、POSレジや天候、シフトのデータと連携することで、売上向上のための施策を検討することができます。
Flow Solutionsのサービスは、現在90以上のブランドが900以上の店舗で利用されており、2000台以上のセンサーが世界中で稼働しています。主にアパレル業界で導入が進んでいますが、最近では商業施設や病院、駅ビル、イベント会場など小売業以外の分野からの問い合わせも増加しています。
サマリー
お申込者から頂いたテーマを中心に、以下のような内容を取り上げました。
小売で取り組めるデータ活用ってどんなものがあるの?
まずはどんなことから取り組むのが良い?
実際どんな事に取り組んでどんな効果があった?
データ活用を阻むものとそれを乗り越える方法
失敗の実例教えて
小売り業、どんな未来が待っている?
最後に
なかなかAI活用やデータ活用が進まない印象の小売業でしたが、実際はかなり活用が進んでいることがわかりました。失敗しないように始めるにはどうしたらよいか、迷われていらっしゃる方はぜひ下記より全文レポート、または収録動画をご覧ください。