見過ごせない!店舗運営の小さな課題。放置が招くビジネスリスク
小売り業やサービス業の本部で勤務されている皆様、日々の業務において「店舗のタスクの抜けもれ」や「都度店舗の状況を確認する必要がある」という課題に直面していませんか?これらの問題は、よくあるある課題として放置されているのが、多くの企業の現実です。しかし、これらの表面的な課題を放置していると、より大きなビジネスインパクトを引き起こす可能性があります。
目次[非表示]
- 1.よくある現場の混乱
- 1.1.タスクの抜けもれ
- 1.2.エリアマネージャーによる状況確認
- 1.3.ツールの分散
- 2.ビジネスへの影響
- 2.1.顧客サービスの質の低下
- 2.2.施策の未実施による売り上げの低下
- 2.3.スタッフ不足でお店が回らない
- 3.本来の業務とは
- 3.1.本部の役割
- 3.2.スーパーバイザー・エリアマネージャーの役割
- 3.3.店舗スタッフの役割
- 4.ツールの導入も解決の一歩
- 4.1.タスク管理の効率化
- 4.2.情報の一元管理
- 4.3.本部と店舗の連携強化
- 5.まとめ
よくある現場の混乱
タスクの抜けもれ
忙しい接客業務の中では、指示や連絡をじっくり読む時間もなく、タスクの抜けもれも起こりがちです。本部から送られている連絡の中から、タスクを抜き出してスタッフを割り振る、それを店長一人でになっている店舗も多いのが現実です。ただでさえ多忙な店長ですから、タスクの見落としが絶対ないとは言えません。重要な業務が実施されずに、店舗のオペレーションに大きな影響を及ぼすこともあります。このタスクが仮にお客様の対応に関することや、お得なキャンペーンに関することだった場合、結果として顧客サービスの質の低下につながります。
エリアマネージャーによる状況確認
スーパーバイザーやエリアマネージャーが、店舗の状況を確認するために多くの時間を割かれてしまうと、他の重要な業務に手が回らなくなります。本来の役割は、地域動向の把握と対策検討や、メンバー育成、企画実施結果・進捗の把握などが求められます。確認のために時間が費やされることが続けば、店舗のパフォーマンスは悪化し、最終的には企業全体の成長に影響を与えることも考えられます。
ツールの分散
便利なツールが増えた半面、メール、チャットツール、グループウェアなど、複数のツールを使われている企業様が増えています。接客が本来の業務である店舗にとって、この状況は必要な情報が見つけにくくなり、スタッフの負担が増える原因となっています。結果として逆に業務が非効率化している店舗もあります。
ビジネスへの影響
顧客サービスの質の低下
お客様へ伝えるべき情報がキャッチアップできていないことや、雑多な連絡の仕分けに追われることによるモチベーションの低下によって、お客様の不利益につながったり、対応がおろそかになることが考えられます。この顧客サービスの質の低下が続くと、お店から顧客が離れていく一因になります。
施策の未実施による売り上げの低下
本部が施策を考えるのは、すべて売り上げを増やすためです。その施策が正しく理解されず、正しく実行されないとなると、効果は半減してしまいます。
スタッフ不足でお店が回らない
指示が実施されない、連絡をさばく時間がかかる、店長によって連絡の共有の仕方が違う、ただこれだけの問題も、放置すると大きな問題になる可能性があります。今後ますます進む生産年齢人口の減少は、小売り業・サービス業に与えるインパクトも大変大きく、今まで人手で賄ってきた、できる店長に頼って何とかなっていた、そのようなことが通用しなくなります。店舗業務の効率化を進め必要なことに時間をかけられる環境を今のうちに用意することが必要です。
本来の業務とは
本部の役割
本部の役割は魅力的な企画を立案し、その企画実施結果や進捗を素早く把握し改善サイクルを回すことです。実施がされているかどうかの把握ができなかったり、時間がかかってしまうようでは、分析も改善もできないまま、前例踏襲の企画をするしかなくなります。
スーパーバイザー・エリアマネージャーの役割
スーパーバイザーやエリアマネージャーは地域の動向を把握し、そのエリアでの競争力のある施策を考えたりすることが求められます。また、店舗スタッフとの面談を通じてモチベーション維持やエンゲージメントを高める重要な役割を担っています。
店舗スタッフの役割
店舗スタッフは接客・顧客対応がメインの役割となります。また、魅力的な売場作りも重要な仕事です。店舗オリジナルの施策も大事ですが、本部から届く施策の指示も素早く正確に実行されることが求められます。
ツールの導入も解決の一歩
解決する方法はいくつがあると思いますが、店舗と本部間のコミュニケーションを効率化するツールの導入で解決する方法をご紹介します。これらのツールは、店舗のタスクを一元管理し、情報の整理を行うことで、上記の課題を解決するために設計されています。ネクスウェイが提供する「店舗matic」を例に挙げてご紹介します。
タスク管理の効率化
店舗maticでは、店舗ごとのその日のタスクをリストアップし、優先度をつけることができます。これにより、スタッフは何を優先して行うべきかを明確に理解でき、タスクの抜けもれを防止します。また、タスクが自動的に整理されるため、店長は確認や整理にかける時間を大幅に短縮できます。余った時間を他の重要な業務に充てることができ、店舗全体の生産性が向上します。
情報の一元管理
店舗maticでは、情報が一元管理されるため、異なるツールを使い分ける必要がありません。すべての情報へアクセスできるため、店舗スタッフは必要な情報を迅速に取得でき、業務がスムーズに進みます。これにより、店舗と本部間の連携が強化され、コミュニケーションの質が向上します。
本部と店舗の連携強化
店舗maticを導入することで、本部は店舗の状況をリアルタイムで把握できるようになります。これにより、店舗の状況に応じた柔軟な指示やサポートが可能となり、店舗のオペレーションの質が向上します。また、店舗からのフィードバックも簡単に集約できるため、施策の改善や迅速な意思決定が可能となります。本部スタッフやエリアマネージャーも確認業務にかかっていた時間を本来の業務に振り向けることが可能になります。
▼店舗maticとは
まとめ
タスクの抜けもれやツールの分散など、一見些細な課題にも思えることが、企業全体の成長を阻む要因となります。これらの課題を放置せず、本来時間をかけるべき業務に集中できる環境を用意することが重要です。
小売り業やサービス業の本部にお勤めの皆様、ぜひネクスウェイにご相談ください。現場の課題を明らかにし、より良い店舗運営を実現する第一歩をお手伝いいたします。