【開催レポート】Retail Roundtable#1 従業員エンゲージメントを高める戦略人事とは~離職防止・人財育成のポイント徹底解説~
ネクスウェイは、チェーン展開されている企業様のコミュニケーション改善のご支援をしております。Retail Roundtableと題した一連のセミナーは、小売業界を取り巻く変化の波に取り残されず、今後も顧客に選ばれる企業であるために必要なことを考えるきっかけづくりを意図して開催しています。
各回さまざまなテーマを取り上げますので、視野の拡大やビジネスのアイディアのヒントになるかと存じます。ぜひ続けてご参加ください。
Retail Roundtable第1回は2024年4月24日に開催されました。テーマは「従業員エンゲージメントを高める戦略人事」。関西学院大学客員教授の落合亨氏とHRBrain執行役員の吉田達揮氏にご登壇いただきました。
イベントの概要
開催日: 2024年4月24日
主催: 株式会社ネクスウェイ
講演者: 落合亨氏(関西学院大学客員教授)、吉田達揮氏(株式会社HRBrain執行役員)
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目次[非表示]
- 1.第一部 基調講演 労働力確保と社員エンゲージメント ~労働力供給制限時代の勝ち方~
- 1.1.サマリー
- 2.第二部 パネルディスカッション
- 2.1.株式会社HRBrain様ご紹介
- 2.2.サマリー
- 3.最後に
第一部 基調講演 労働力確保と社員エンゲージメント ~労働力供給制限時代の勝ち方~
関西学院大学大学院経営戦略研究科客員教授 落合亨氏
サマリー
関西学院大学大学院 経営戦略研究科の客員教授である落合亨氏は、現在、大学と大学院で経営学を中心に講義を行っています。過去40数年にわたり、人と組織を中心としたビジネスを担当してきた経験を踏まえ、今回は学術的な話ではなく、実践的な視点からお話をしていただきました。
コロナ禍の収束に伴い、ビジネスの向上を目指されている企業様も多いと思いまが、流通業やサービス業界では人材不足が深刻で、それが足かせとなっています。人口減少時代の現状課題を整理し、解決方法などについてお話しいただきました。
また、日本の経済力を維持するためとして、生産年齢人口の維持・拡大、イノベーションの促進、社員エンゲージメントの向上の3つの方策が挙げられました。
その中でも比較的取り組みやすく、落合氏が取り組まれてきたエンゲージメントについて、詳しく解説がありました。エンゲージメントを経営に活用するための4つのステップはとても具体的で、取り組みやすい内容となっていると感じました。
エンゲージメントスコアを上げるには、やる気のある社員を増やし、意欲のない社員を減らすことが重要など、新しい視点も参考になりました。従業員満足度やモチベーションとエンゲージメントの違いも、多くの方が混同しがちなのではないでしょうか。この違いを明確にし、エンゲージメントを高める施策に取り組むことが大事です。
エンゲージメント向上には「イネーブルメント」が重要であり、人的資本への投資が求められる、とお話を締めくくられました。
私自身エンゲージメントについて、知っているようで間違えて理解していることも多く大変勉強になりました。ディズニーやマクドナルドで実際取り組まれて効果を上げた事例を挙げてお話しいただいたため、自社でもすぐ実践できそうな大変参考になるご講演でした。
第二部 パネルディスカッション
落合亨氏(関西学院大学客員教授)
吉田達揮氏(株式会社HRBrain執行役員)
モデレーター/内田拓(株式会社ネクスウェイ)
株式会社HRBrain様ご紹介
吉田達揮氏は、エンタープライズ営業本部で大手企業向けの支援を担当し、「人的資本TIMES」の編集長も務めています。同社は2016年創業で、「HRBrain タレントマネジメント」をはじめとし、組織診断サーベイ、 パルスサーベイ、ストレスチェック、人事評価、360度評価、労務管理、社内向けチャットボットの8サービスからなる、人事業務の効率化から人材データの一元管理・活用までワンストップで実現するクラウドサービスを提供しています。
サマリー
お申込者から頂いた下記3つのテーマを取り上げました。
- 全国に多拠点を持つ企業様のエンゲージメント向上に成功した事例
- 本社(本部)に求められる役割とは。本部の役割についての企業の好事例
- アルバイトやパートの定着率を高めるためには
落合氏はマクドナルドやディズニーの事例、また吉田氏はコロワイドの事例などを例に挙げ、具体的にご回答いただきました。
最後に
基調講演、パネルディスカッションともに具体的で多くのヒントをいただける内容でした。ぜひ皆様も下記より全文レポート、または収録動画をご覧ください。
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