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皆様お久しぶりです。良いお店創りブログ、再開します。

こんにちは!良いお店創りブログ編集長の坂本です。
しばらくブログ投稿が滞っていました。楽しみにしてくださっていた皆様申し訳ありません。

さて、先般の政権交代~アベノミクスの様々な施策が報道され、景況感も何となく上向きつつあるのかな?という雰囲気ですね。
久しぶりの良いお店創りブログでは、「”景況感改善にともなう売上アップ”に潜む罠」について書きました。

”モノが買われる現場”では、特にこの景況『感』が比較的影響を及ぼすように思います。

それだけ消費というものは感覚的で潜在的な心の動きに左右されやすいとも言えますね。

一方で、そのような「景況感の向上」という外部環境をあてにしていても、
一時的には売上は上がりますが、あくまで自分達で知恵を絞り創意工夫をして産み出した
「新しい売上」ではありません。

—自分たちの行動や活動が何も変わっていないのに、売上が上がっている。
この状態、実は危険だと認識すべきです。
(売上が上がっている時に、そこに目を向けるのはなかなか困難でしょうが)

ここで、皆さん(特に店長さん・店舗で働く皆さん)に質問です。

本部からの指示を実行したら、今よりももっと売上は上がると思いますか?

・・・答えはどうでしょう。

教科書的に答えると ○ でしょう。
一方で、店舗で働く皆さん、本音では ×もしくは△ と思っていませんか?

実は、売上を担う店舗の多くでは(お客様に危険や迷惑が及ぶ緊急の回収などは別ですが)、指示が軽視されがちです。
一体何故でしょうか?

一番の大きな理由は、
「別に、指示を実施していなくても、売り物は店頭に並んでいるし、開店すればお客さまも来店されるから」
という感覚になりがち
だ、ということでしょう。

・・・これ、先程言及した「景気がいいからモノが売れる」の話と似ていませんか?
たいていの場合、店舗への集客(いわゆるPre-Storeのマーケティング)は計画も実行も本部が担って、ある意味店舗に関係せずPDCAが回っています。
しかし、それだけが売上を上げるための施策かと言うと全くそうではありません。

店舗内での買上げを支えるいわゆるIn-Storeのマーケティング(いわゆる棚割やVMD、接客案内)も、売上を上げるのに重要な要素です。
そして本部からの指示で見逃されやすいものも、このIn-Storeに関わることが殆どです。

お客さまも来店するし、買物かごにはモノが入っているから・・・
重要な指示は対応しているが、それ以外はとても忙しくて実施できない・・・
本部からの指示が本当に意味のあるものとは思えない・・・

このような理由で本部からの指示の優先順位は下がっていませんか?
(これは、勝手にモノが売れる、景況感が上向きの時ほど要注意です。)

最近私たちはある企業さんとこの「現場での指示の実行売上創出」をテーマにプロジェクトをスタートさせました。

『本部指示の実行で新しい売上を創る
それを本部と店舗のコミュニケーションの構造を変えることで実現する』


というプロジェクトです。

また詳しくはご紹介できる機会に、と思いますが、

重要なのは

・自分たちで新しい売上を創りにいくこと
・その施策が正しかったのか間違っていたのか、きちんとPDCAを回すこと
・それを継続して風土や文化をより強いものに昇華させること

ではないでしょうか。

今後私たちネクスウェイでは、チェーンストアのこのような改善や改革にも 深く踏み込んで、業界や消費を少しでも良い方向に変えていきたいと考えています。

改めて再開したブログでは、今まで以上に踏み込んだトピックスを扱っていきますので 是非引き続き読んで頂けると嬉しいです。

それでは次回もお楽しみに!



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